アメリカのスーパーで買えるBBQスパイス(Dry Rub)比較

アメリカのBBQスパイス(Dry Rub)とは

アメリカのBBQでは、肉を焼く前にスパイスをすり込む「Dry Rub(ドライラブ)」が一般的です。 塩、黒コショウだけでなく、パプリカ、ガーリック、オニオン、チリ、ブラウンシュガーなどを組み合わせ、数時間〜一晩寝かせてから炭火で焼きます。

アメリカでは完成されたDry Rubが数ドルで手に入るので、市販品を使ったほうが簡単で失敗がありません。私もいくつか購入して炭火焼きで試してみました。肉によって向き不向きがあり、味の方向性もかなり異なります。

メーカーの傾向

アメリカには、いろんなスパイスが売っていて、スーパーのスパイスコーナーはとても充実しています。日本ではあまり見かけないスパイスもたくさんあります。

メーカー

特徴

Kinder's

スーパーで最も見かける。種類が非常に豊富で家庭向け。

Weber

グリルメーカーらしく炭火焼きを意識した味付け。

McCormick Grill Mates

定番ブランド。どこのスーパーでも見つけやすい。

Badia

メキシコ・中南米料理向けの種類が豊富。AdoboやFajita用シーズニングが人気。

他にも色々あります。

いろんなスパイス

鶏肉用

メーカー

商品名

特徴

Weber

Kick'n Chicken

オニオンとガーリックをベースに、柑橘の爽やかな香りとほどよい辛味(Kick)が特徴。

Kinder's

The Blend

ガーリックと黒コショウが主体。肉の味を引き立てる万能タイプ。

Kinder's

Buttery Steakhouse

バターとガーリックのコクが特徴。スパイシーさは控えめで、まろやかな味。

McCormick Grill Mates

Montreal Chicken

ガーリックとオニオン、ハーブがバランス良く効いた定番。辛さ・甘さとも控えめ。

Badia

Complete Seasoning

ガーリックやオニオンをベースにハーブやスパイスをバランス良く配合した万能タイプ。鶏肉だけでなく、魚や野菜にも使いやすい。ラテンアメリカ向けのベース。

Badia

Fajita Seasoning

クミンとチリが効いたTex-Mex風。スパイス感が強く、メキシコ料理らしい香りになる。

牛肉用

メーカー

商品名

特徴

Kinder's

Prime Steak

塩・黒コショウ中心。余計な甘さがなく、肉本来の旨味を楽しめる。

Weber

Chicago Steak

粗挽き黒コショウが主役。ピリッとした刺激があり、炭火との相性が良い。

McCormick Grill Mates

Montreal Steak

ガーリックと粗挽きブラックペッパーが中心。オーソドックスで万人向け。

Kinder's

Santa Maria

ガーリックとハーブが香る西海岸スタイル。甘さは少なく上品。

Kinder's

Woodfired Garlic

スモークしたガーリックの香りが特徴。ローストビーフやPoor Man's Brisketにもよく合う。

Kinder's

The Original

塩・ガーリック・黒コショウをバランス良く配合。クセが少なく、何にでも合わせやすい(鶏肉でも紹介)

Badia

Fajita Seasoning

クミンとチリを効かせたTex-Mex風シーズニング。牛肉をスパイシーで香ばしいメキシコ風の味わいに仕上げる。

SPG

Salt Pepper Garlic

Texas BBQの定番。ブリスケットやPoor Man's Brisketでは、このシンプルな味付けだけでも十分美味しい。

メモ

Kick'n Chicken風

市販のWeber Kick'n Chickenを参考に、自宅でも再現しやすいよう配合を考えてみました。鶏もも肉4枚(約1~1.2kg)にちょうど良い分量です。

材料

分量

備考

大さじ1

ベースとなる味付け

オニオンパウダー

大さじ3/4

甘みと旨味を加える

ガーリックパウダー

大さじ1/2

香ばしさを加える

粗挽き黒コショウ

大さじ1/2

ピリッとした辛味

パプリカパウダー

小さじ2

色付けと風味

砂糖

小さじ1

ほんのり甘み

カイエンペッパー

小さじ1/2

「Kick」を感じる辛味

乾燥オレンジピール

小さじ1

柑橘系の香り

タイム

小さじ1/2

ハーブの香り

オレガノ

小さじ1/2

ハーブの香り

よく混ぜて鶏もも肉にまんべんなくすり込み、2時間から一晩寝かせてから炭火で焼きます。

まとめ

私が最近気に入っているのは、チャックロースを低温でじっくり焼く「Poor Man's Brisket」です。高価なブリスケットより手軽ですが、適切なDry RubとLow & Slowで十分BBQらしい仕上がりになります。

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